家具同士の相性を踏まえたコーディネート

家具同士の相性を踏まえたコーディネート

複数の家具の相性を考慮してすっきりとした統一感を持たせるにはスタイルやテイスト、素材・色味を重視するのがポイントです。スタイルとは北欧やアメリカ西海岸、英国風アンティークやアジアンといった国ごとの特徴です。それぞれの地域の歴史や生活様式に沿ったデザイン、素材のチョイスが行われているためスタイル・テイストを決めた上で家具を選ぶと統一感が出やすくなります。 色味や素材を揃えると、当然ながら統一感が出ます。極端な話ですが、全部真っ白な家具で揃えたら、情報量が絞られすっきりとした部屋が完成します。もっとも壁紙や窓枠、床材などは最初から決まっているため全てを同じにするのは非常に難しいです。しかし変えられない部分の色味や素材に合わせて、同じような材料やカラーリングの家具を配置することでコーディネートがしやすくなります。なお地域ごとのインテリアスタイルを参考にすれば、自然と素材や色味が統一されてくるのでお気に入りのテイストに沿ったインテリアを選ぶというのも1つの方法です。

家具の配置には全体のバランスが欠かせない

家具を部屋の中に配置するには、全体のバランスを取ることが欠かせません。素敵な家具であっても、他のアイテムと調和が取れていないなら、なんとなく落ち着かない部屋になります。そのためには高さを統一することができます。高さがまちまちであるなら、階段式に並べることですっきりと見せることができるでしょう。できるだけ窓を塞がないようにすることで、十分な採光が得られて明るい部屋になります。またテイストも調和させることで、主題性のあるインテリアが実現します。たとえば西海岸風の家具とアジアンテイストのものとでは、なんとなく違和感を感じさせるかも知れません。できるなら同じ雰囲気の家具で揃えてた方がバランスは良くなります。もちろんインテリアは住む人が心地よいと感じることが大事です。他の人から見て統一感がないと思えても、本人が居心地が良いと納得しているなら問題ありません。お気に入りのものに囲まれて気分よく感じるからです。